庭とつながる“半外”空間|アウトドアリビングの楽しみ方5選

<目次>
1. アウトドアリビングとは?
「アウトドアリビング」とは、屋外に設けたもうひとつのリビング空間のこと。ウッドデッキやテラスなど、屋内と庭の中間にある“半外空間”を活用し、リビングのようにくつろいだり、食事をしたりするスタイルが注目されています。
家の外でも内でもない、自然を感じながら過ごせる場所として、季節や天気に左右されにくい「深い軒(のき)」とセットで考えることが増えています。
2. 深い軒がつくる「半外」空間の魅力
軒とは、屋根が壁より外側に張り出した部分のこと。特に「深い軒」は、以下のような夏にうれしい機能を持っています。
日差しを遮ることで室温上昇を抑える
夏の強い直射日光をさえぎることで、冷房効率がアップし、省エネにもつながります。
突然の雨でも安心して過ごせる
洗濯物やテーブルセットを出しっぱなしでも大丈夫。
屋内と屋外をつなぐ中間領域に
「外なのにくつろげる」「内なのに風が通る」そんな空間が実現できます。
まさに、「半外空間=アウトドアリビング」に最適な条件を整えてくれる存在なのです。
3. アウトドアリビングの楽しみ方5選
ここからは、実際にアウトドアリビングをどんなふうに楽しめるか、具体的なアイデアをご紹介します。
①【家族で楽しむ】屋根付きのテラスダイニング
テーブルとチェアを置くだけで、もう一つの食卓が完成。朝のコーヒー、休日のランチ、夜風を感じながらの夕食など、日常がちょっと特別に。
②【趣味に没頭】ガーデンラウンジ・読書スペース
屋外の空気を感じながら、読書や音楽鑑賞、ちょっとした手芸などに集中できる場所。シェードやグリーンで周囲を囲えば、まるでリゾートのような空間に。
③【子どもも安心】遊び場や水遊びコーナーに
外に出すのが不安な小さな子どもも、軒下スペースなら目の届く場所でのびのび遊べます。夏はビニールプールや水遊びも大人気。
④【ペットと一緒に】くつろぎのスペースづくり
犬や猫と過ごす時間を屋外で楽しむ人も増えています。リードをつけて過ごせるデッキは、ペットにとっても快適な場所に。
⑤【DIYやアウトドア家電も活躍】多目的スペースとして
バーベキューコンロやプロジェクター、ハンモック、アウトドアソファなど、屋外用アイテムを取り入れれば、おうちキャンプ気分にも。使わないときは収納できるよう工夫すると◎。
4. 設計のポイントと注意点
アウトドアリビングを設計するときには、以下の点に注意しておくと失敗が少なくなります。
軒の深さは1.2〜1.5m以上が理想
日差しや雨から守るには、ある程度の深さが必要です。
室内との段差をなくす「フラット設計」
バリアフリー化にもつながり、室内との一体感が高まります。
隣家や道路からの視線対策
格子やグリーン、目隠しフェンスなどでプライバシーを確保しましょう。
床材や家具選びも重要
屋外用の耐水性・耐候性のある素材を選ぶと、長持ちします。
5. 暮らしにゆとりを生む、新しいリビングのカタチ
リビング=室内だけ、という発想から少し離れて、「半外リビング」という空間を設けることで、日々の暮らしに新しい楽しみと余白が生まれます。
たとえば…
家族との団らんの場がひとつ増える
日常の中で自然を感じる時間が持てる
リモートワークや趣味時間も充実
ペットや子どもと過ごす安心なスペースに
それらを支えるのが、「深い軒」という小さな設計の工夫。
見た目のおしゃれさだけでなく、住む人の快適と、暮らしの幅を広げる重要な役割を担っているのです。
まとめ
アウトドアリビングは、「住まい=室内」という固定観念をくつがえし、もっと自由で豊かな暮らしを叶えてくれるアイデアです。
当社では、岩国市・柳井市・浜田市・益田市に展示場を構え、お客様のご要望に応じて最適なプランをご提案します。お気軽にご相談ください♪