【電気代が高い!】夏に後悔しないために見直したい家の5つのポイント

「夏になるとエアコンの電気代がぐっと上がる…」そんなお悩みはありませんか?実は、夏の電気代が高くなりがちな家には共通点があるんです。今回は、夏の電気代を抑えたい方に向けて、“高くなる家”の特徴と見直すべきポイント5つをわかりやすくご紹介します。
目次
・夏の電気代が高くなる原因は? |
1. 夏の電気代が高くなる原因は?
暑い夏、エアコンを使うのは当たり前。
でも、「思った以上に電気代が高くてビックリ…!」という方も多いのではないでしょうか。
その主な原因は、
・外の熱が室内にどんどん入ってきてしまう
・一度冷やしても、すぐに室内の冷気が逃げてしまう
という“家のつくり”によるものです。
2. 夏の電気代が高い家の共通点5つ
2-1. 断熱性能が低い
外の熱を遮る「断熱性」が低いと、エアコンをつけてもすぐに部屋が暑くなり、常にフル稼働状態になってしまいます。
築年数が古い住宅では、壁や屋根に入っている断熱材が薄かったり、断熱窓が使われていないことも多く、電気代が高くなりがちです。
2-2. 窓からの熱が入りすぎている
実は、家の中に入ってくる熱の7割以上は“窓”からなんです。
南向きの大きな窓や西日が差し込む窓がある家では、日差しで室温がぐんと上がります。「単板ガラス(1枚ガラス)」の窓だと熱がダイレクトに室内に入り込んでしまいます。
2-3. 風通しが悪い
空気の流れがない家では、室内に熱がこもってしまいます。
間取りや窓の位置によって風の通り道がないと、エアコンの効きが悪くなり冷房効率が落ちて電気代もアップ。
2-4. 古いエアコンや家電を使っている
10年以上前のエアコンは、最新機種と比べて電気代が高くなりやすいです。
照明・冷蔵庫・洗濯機などの家電も、古いものを使っていると、トータルで見て電気代を押し上げる原因になります。
2-5. 日差しを遮る工夫がない
窓から差し込む夏の強い日差しは、室温を一気に上昇させます。
すだれ・外付けブラインド・遮熱カーテン・オーニングなどを設置するだけでも、エアコンの効きが良くなり電気代の節約に。
3. 電気代を抑える家づくり・リフォームのヒント
「じゃあ、どうすれば電気代のかからない家になるの?」という方に向けて、すぐにできる対策をご紹介します。
- 断熱強化: 壁・天井・床に断熱材を追加/窓に内窓(二重窓)を設置
- 遮熱対策: 遮熱ガラスや遮光カーテンで日差しカット
- 通風設計: 開口部(窓・扉)の位置を工夫して風通しUP
- 省エネ家電: 最新の省エネエアコン・LED照明に切り替え
- 植栽活用: 南側に落葉樹を植え、夏は日差しを遮り冬は光を取り入れる
これらの工夫で、年間で数万円単位の電気代節約が期待できるケースもあります。
4. まとめ|電気代を抑えて、夏も快適に!
夏の電気代が高くなる原因は、エアコンの使い方だけではありません。実は、家そのものの性能やつくり方、住まい方が大きく関係しています。夏の暑さに悩んでいる方は、まずは「家の暑さの原因」を見つけてみてください。
断熱・通風・遮熱などの工夫を取り入れることで、快適で節電にもなる暮らしが実現できます。当社では、電気代のかからない家づくりや、断熱リフォームのご相談も随時承っています。
ぜひお気軽にご相談ください!