【収納迷子さん必見】パントリー・ファミクロ・ランドリールームで家事がラクになる間取り術

目次
・注目の収納②:ファミリークローゼットで洗濯・収納を1か所に |
収納で暮らしは変わる!増える「収納迷子さん」
新築やリフォームの相談で最近よく聞くのが「収納が足りない」「片付かない」「どこにしまえばいいかわからない」といった声です。こうした悩みを抱える方は、いわゆる「収納迷子さん」。物の置き場所が決まらないと、家の中が散らかりがちになり、毎日の暮らしがストレスになります。
そこで注目されているのが、“暮らしに合わせた収納スペースを間取りに組み込む”という考え方。今回はその中でも人気のある「パントリー」「ファミリークローゼット」「ランドリールーム」の3つをご紹介します。
注目の収納①:パントリーでキッチンすっきり
パントリーってなに?
パントリーとは、食品や日用品をストックするための収納スペースのことです。キッチンの近くに設けられることが多く、缶詰・調味料・お米・水などをまとめてしまっておける場所です。
パントリーのメリット
・食材のストック管理がラクに
⇒ まとめ買いしても安心。賞味期限切れも防げます。
・調理スペースがすっきり保てる
⇒ 使わない物はパントリーへ。作業台が広々使えます。
・災害時の備蓄にも便利
⇒ ローリングストック(普段使いしながら備える)にも最適。
パントリーを設けるときのポイント
・回遊動線と組み合わせると買い物帰りの収納がスムーズ
・コンパクトな1帖(畳1枚分)からでもOK
・扉のない「オープンパントリー」ならコストを抑えつつ使いやすい
注目の収納②:ファミリークローゼットで洗濯・収納を1か所に
ファミリークローゼットとは?
家族全員分の衣類をまとめて収納する大型のクローゼットです。最近は、洗面所やランドリールームの近くに設ける間取りが主流です。
ファミクロのメリット
・衣類の“片付ける手間”が激減!
⇒ 洗濯物を干したらその場で収納できる動線が人気。
・各部屋に持っていく必要がない
⇒ 子ども部屋に服を運ぶ手間がなく、親も子もラク。
・家族で共有できるので管理もしやすい
どのくらいの広さが必要?
・目安は2〜3帖(畳2〜3枚分)
・衣類だけでなく、ランドセルや制服、バッグなども収納できると便利
注目の収納③:ランドリールームで“洗う・干す・しまう”が完結
ランドリールームとは?
洗濯に関わる作業——洗う・干す・たたむ・しまう——を一か所で完結できる多機能空間です。「共働きで夜に洗濯」「花粉やPM2.5が気になる」という声から、室内干し需要の高まりも後押ししています。
ランドリールームのメリット
・天候に左右されずいつでも洗濯OK
・家事動線を短くできて時短に
・部屋干し臭を防ぐための乾燥機・除湿機設置もスムーズ
よくある間取りアイデア
・洗面室とつなげると洗濯→干すの流れがスムーズ
・隣にファミリークローゼットを配置すれば「しまう」まで完結!
収納スペースを作るときの3つのポイント
「収納スペースは広ければ広いほどいい」と思われがちですが、本当に大事なのは“使いやすさ”と“動線”です。以下の3つを意識しましょう。
① 使う場所の近くに収納を設ける
例:キッチンの近くにパントリー、洗面室の近くにファミクロやランドリー
② 出し入れしやすい収納にする
引き出しよりオープン棚、扉なしの可動棚なども検討を
③ 定期的な「見直し」ができる余白を残す
あえて全部の棚を埋めず、ライフスタイルの変化に対応できるように
まとめ|「ちょうどいい収納」で暮らしが整う!
収納は「とりあえず作っておけば安心」ではなく、暮らしに合わせて設計することが大切です。パントリー・ファミリークローゼット・ランドリールームは、どれも忙しい毎日の家事をぐっとラクにしてくれる頼もしい存在。特に子育て・共働き世帯にとっては、動線を意識した収納計画が暮らしの質を大きく左右します。
家づくりを考える際には、見た目だけでなく“片付けやすさ”や“動きやすさ”もぜひ意識してみてくださいね。
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