子育て世代に大人気!小上がり和室のある間取りの魅力とは?

最近、子育て世代に人気の「小上がり和室」。リビングの一角に設けることで、家事をしながら子どもを見守れたり、収納力もアップしたりと、メリットがたくさんあります。今回は、小上がり和室の魅力や活用法、実際に取り入れたご家庭の声まで、分かりやすくご紹介します。
目次
小上がりとは?意外と知らない基本のカタチ
「小上がり(こあがり)」とは、リビングなどの床面より一段高く作られたスペースのこと。畳が敷かれることが多く、和室のようにくつろげる空間として注目されています。
最近では、リビングの一角に2~3畳程度の小上がり和室を設ける間取りが人気。床との段差は20~40cm程度が一般的で、座ったときに足を下ろせたり、下に収納をつけたりすることができます。
もともとは旅館や料亭のような「和」の空間に多く使われてきたスタイルですが、今ではモダンな住宅にも自然に溶け込むインテリア要素として幅広く取り入れられています。
小上がり和室が子育て家庭に人気の理由
子育て世代の家づくりで小上がりが人気の理由は、主に以下の3つです。
① 子どもの遊び場・見守りスペースになる
畳はやわらかくて肌ざわりも良く、ハイハイやゴロゴロ遊びがしやすい素材です。段差を低めにすれば、赤ちゃんや小さな子どもも安全に過ごせるスペースになります。
キッチンやリビングから目の届く位置に小上がりをつくることで、家事をしながらでも子どもを見守ることができ、親にとっても安心です。
② “ちょっと座る・寝転ぶ”のが気軽
家事の合間に座って一息ついたり、子どもと一緒にゴロンとしたり。小上がりがあると、ソファとはまた違うリラックス空間が生まれます。
特に畳は適度な弾力があるので、床に直接座るのが苦手な方にもおすすめです。
③ 収納スペースとしても使える
小上がりの段差を活かして、引き出し収納や開閉式の床下収納を設けることもできます。おもちゃ・おむつ・季節物の収納に役立ち、リビングがすっきりと片付きます。
小上がりの使い道いろいろ|暮らしが豊かになる活用術
小上がりは、子育て期だけでなく、ライフステージに応じて多目的に活用できるのが魅力です。
- 来客時の“ちょっとした和室”として: 布団を敷けば簡易的な客間にもなります。
- 寝室としても使える: 夜間の授乳や寝かしつけに便利な空間として。
- ワークスペースや学習コーナーに: 座卓と座椅子で在宅ワークや勉強にも対応。
小上がりにすると後悔する?リアルな口コミと対策
便利そうに見える小上がりですが、「思っていたより使いづらい…」という声も。ここでは、よくある後悔ポイントとその対策を紹介します。
①段差につまずく・ぶつける
高さのある小上がりは、つまずきやすかったり足をぶつけたりすることがあります。
対策: 高さを20cm前後にする、角にクッション材を貼るなどの工夫がおすすめです。
②掃除が手間になる
段差の下やすき間にホコリがたまりがちで、掃除がしづらいという声も。
対策: 床下収納の形にこだわったり、コードレス掃除機を使ったりして手間を減らしましょう。
③使い道があいまい
「子どもの遊び場に」と作ったのに、成長とともに使わなくなるケースも。
対策: 将来の活用法(ワークスペースや収納など)も考えて設計しておくと安心です。
後悔しないためには、「見た目」だけでなく、暮らし方に合っているかをしっかり検討することがポイントです。
小上がりを取り入れるときの注意点
小上がりにはたくさんのメリットがありますが、いくつか注意しておきたいポイントもあります。
- 段差でつまずくリスクに配慮: 高さは20~30cm程度が安心です。
- 掃除のしやすさもチェック: ロボット掃除機との相性や隙間のホコリ対策を忘れずに。
- 将来の使い方も想定: 子どもが成長した後の活用法も考慮しましょう。
まとめ|小上がりで「くつろぎ」と「子育てのしやすさ」を両立しよう
小上がり和室は、子育て世代にとって非常に便利で、暮らしの中に“ちょっとした安心とくつろぎ”をもたらしてくれる空間です。
収納力、見守りやすさ、くつろぎスペースとしての魅力など、使い方は家族のスタイル次第でどんどん広がります。段差に注意すれば、小さなお子さまがいる家庭にも安心して取り入れられます。
これから注文住宅やリフォームを検討している方は、ぜひ「小上がりのある暮らし」をイメージしてみてください。日常が少し豊かに、そして暮らしやすくなるヒントがそこにあるかもしれません。まずは、家づくり相談会へ是非お越しください♪