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「今はいらない」が後悔に変わる?新築で失敗しない収納計画の考え方

「今はいらない」が後悔に変わる?新築で失敗しない収納計画の考え方

家づくりを考えるとき、多くの人が「今の荷物量」を基準に収納を考えがちです。ただ、子育て世代の暮らしは想像以上に変化が大きく、収納量もそれに合わせて増えたり減ったりします。

小さいうちはベビーカーやおむつ、おもちゃなどで一気に物が増えますし、成長すると今度は学校用品や部活動の道具が増えていきます。

さらに、サイズアウトした服や思い出の品など、「今は使っていないけど捨てられない物」もどんどん蓄積されていきます。

つまり収納は「今の量」だけで考えると、将来的に必ずズレが出てしまいます。

「今はいらない収納」が後悔につながる理由

新築後によくある後悔のひとつが、「ここ、もう少し収納作っておけばよかった」というものです。

その原因は、計画時には必要性を感じなかったスペースを軽視してしまうことにあります。

例えば来客用の布団や季節家電、子どものイベント用品などは、普段は出番が少ないため優先度が下がりがちです。

しかし実際には、いざ必要になったときにかなり場所を取るため、置き場がないとリビングや廊下が物であふれてしまいます。

CHECK POINT

結果として、生活空間が圧迫されてしまうのが大きな後悔ポイントです。

季節用品や防災用品は“あとから困る代表”

収納計画で見落とされやすいのが、季節用品と防災用品です。

扇風機やストーブ、こたつ、クリスマスツリーなどの季節用品は使用時期が限られているため、普段はしまっておく必要があります。

また、防災用品も重要です。水や非常食、懐中電灯などは「普段は使わないけれど、いざというときに必ず必要なもの」です。

こうした物は日常生活では意識しにくいため、収納計画から抜けやすい傾向があります。

しかし実際には、生活の安心を支える重要なストックでもあります。


ファミリークローゼットが人気な理由

最近注目されているのが「ファミリークローゼット」です。

これは家族全員の衣類をまとめて収納できるスペースのことで、洗濯から収納までの動線を短くできるのが特徴です。

従来のように各部屋に服を分ける必要がなくなるため、「洗う・しまう・取り出す」が一か所で完結し、家事の負担が軽くなります。

また、「どこに何があるかわからない」といったストレスも減るため、子育て世代には特に人気があります。

ただし、スペースが中途半端だと逆に使いづらくなるため、間取りとのバランスが重要です。

将来を見据えた収納計画のコツ

収納計画で一番大切なのは、「今」ではなく「これから」を基準に考えることです。

ポイントは3つあります。

1
まず1つ目は、余白を少し残すことです。ギリギリの設計だと、少しの変化で一気に収納不足になります。

2
2つ目は、用途を固定しすぎないことです。「これはこの用途専用」と決めすぎると、ライフスタイルの変化に対応しにくくなります。

3
3つ目は、動線を意識することです。しまう場所だけでなく、取り出しやすさまで考えることで、日常のストレスが大きく減ります。

収納は「今いらないもの」をどう扱うかで、数年後の暮らしやすさが大きく変わります。

新築のタイミングだからこそ、少し先の生活まで想像して計画することが、後悔しない家づくりにつながります。