夏もエアコン効率UP!暑さに負けない家の条件、断熱・気密の効果

<目次>
1. 夏の暑さ、家の中でも危険?
年々、夏の暑さが厳しくなっています。外に出るだけで汗だく、エアコンが欠かせない季節です。
でも、実は家の中も「油断できない」暑さになっていることをご存じですか?
気象庁の統計では、35℃を超える猛暑日が年々増加。外の暑さと同じくらい、家の中での熱中症リスクも問題視されています。
原因のひとつは、住宅の「断熱」や「気密」が不十分で、外の熱気がそのまま室内に入ってきてしまうこと。古い家ほどこの傾向が強く、昼間だけでなく夜間も蒸し暑さが続いてしまいます。
2. 室温の違いは「断熱」と「気密」で決まる
快適な夏を過ごすカギになるのが、断熱性能と気密性能です。
● 断熱とは?
断熱とは、家の中と外の「熱の出入り」を防ぐ性能のこと。例えば、魔法びんが中の温度を長時間保つのと同じように、断熱性の高い家は、外の暑さを伝えにくく、エアコンの冷気も逃げにくいのです。
● 気密とは?
気密とは、家のすき間の少なさを表します。すき間が多いと、せっかく冷えた空気が逃げ、外の熱い空気が入ってきます。気密性が高い=空気の出入りが少ない=効率よく冷房できるということです。
この「断熱×気密」の性能が高い家ほど、室温が安定し、快適で省エネな暮らしができるのです。
3. アイフルホームの断熱・気密性能をデータで見る
「高断熱・高気密の家って、本当に快適なの?」
そんな疑問に応えるために、アイフルホームでは住まいの性能を数値で“見える化”しています。
その中でも注目したいのが、「UA値」と「C値」という指標です。
項目 | 代表的な数値 | ポイント |
---|---|---|
UA値 (外皮平均熱貫流率) |
0.46W/㎡・K 以下 | 家の外と中の熱の出入りを表す数値。 数字が小さいほど断熱性が高く、夏も涼しく、冬も暖かい家になります。 |
C値 (相当隙間面積) |
0.2〜0.5㎠/㎡ | 家のすき間の少なさを示す数値。 小さいほど気密性が高く、冷暖房が効きやすくなります。 |
実際に建てられたお家の例を見ても、アイフルホームは全国どの地域でも、安定して高い性能を実現しています。
- 宮崎店: UA値 0.30〜0.35 / C値 平均 0.51㎠/㎡
- 小松店: UA値 0.25〜0.44 / C値 平均 0.20㎠/㎡
こうした性能がしっかり出せるのは、プランの段階から断熱・気密を丁寧に設計しているから。
また、アイフルホームでは国のエネルギー計算プログラムを使って、光熱費や冷暖房の効きやすさまで事前にシミュレーションする取り組みも行っています。
これなら、「夏の暑さ対策、大丈夫かな?」と不安に思っている方も、安心して住まいづくりに取り組めますね。
▶もっと詳しく知りたい方はこちら:
公式サイト:断熱性と気密性のしくみ|アイフルホーム


4. 夏を快適に暮らすために、今できること
「じゃあ、どうしたらそんな家になるの?」という方のために、チェックすべきポイントをご紹介します。
- ・断熱材の種類と施工精度
高性能グラスウールや吹付断熱材など、施工ミスの少ない材料がおすすめです。 - ・窓の断熱性(サッシ・ガラス)
夏の熱の約70%は「窓」から入ります。Low-E複層ガラス+樹脂サッシが効果的。 - ・気密測定を実施しているか
見えない部分こそ重要。気密測定をしている会社は、信頼度が高い傾向にあります。 - ・全館空調や換気システムとの組み合わせ
高性能な断熱・気密の家だからこそ、空調や換気設備も最大限に効果を発揮します。
5. まとめ:夏こそ「家の性能」を考えよう
冬の寒さ対策として注目されがちな「断熱・気密」ですが、実は夏にも効果抜群です。
猛暑の時代に、エアコンの効きが悪い、電気代が高い、寝苦しい夜がつらい…という悩みは、家の性能から解決できるかもしれません。
当社では、岩国市・柳井市・浜田市・益田市に展示場を構え、快適な温熱環境と省エネ性を両立した住まいをご提案しています。新築やリフォームをお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。