【予算×暮らしやすさ】無理せず建てるなら何坪がベスト?30坪以下で叶える理想の間取り

家づくりで多くの人が悩む「家の広さ(坪数)」問題。
特に共働きで子育て中のご家庭にとっては、「広すぎず、狭すぎず、暮らしやすい広さ」を見極めることが、家づくり成功のカギになります。
今回は、30坪以下でも快適に暮らせる間取りについて、予算とのバランスを踏まえてご紹介します。
目次 |
1.「30坪」って実際どれくらいの広さ?
「30坪」と聞いてピンとこない方も多いのではないでしょうか?
1坪は約3.3㎡。つまり30坪はおよそ100㎡前後の広さです。
これは3LDK〜4LDKの間取りが無理なく入るサイズ感で、家族4人でも十分に暮らせる広さといえます。
最近は、無駄を省いた間取りや、収納・動線の工夫によって、30坪以下でも「広く感じる家」が人気を集めています。
2.予算とのバランスを考えるなら30坪以下が現実的
2025年現在、住宅価格は建材や人件費の高騰により上昇傾向。
坪単価(1坪あたりの建築費)は50〜80万円前後が相場で、30坪の家なら約1,500〜2,400万円程度(本体価格)が目安です。
さらに外構・土地・諸費用を含めると、予算を大きくオーバーしやすいのが現実。
そのため、建物の面積を抑えて暮らしやすさを確保するという考え方が、コストパフォーマンスの面でも注目されています。
3.30坪以下で快適に暮らすための間取りの工夫
「狭くてもいい」ではなく、「必要な空間に絞ってムダを省く」ことが、快適さの秘訣です。
以下のような工夫が効果的です。
間仕切りを減らして開放感を出す
LDKをひとつながりにし、視線の抜けを確保
収納は“見せる”と“隠す”を使い分ける
ファミリークローゼットやパントリーで動線上に収納
生活動線をコンパクトにまとめる
洗面・脱衣・ランドリー・物干しを一箇所に集約
スキップフロアや小上がりで空間を立体的に使う
面積以上の奥行きを演出
4.おすすめのプラン実例|二階建て27坪・3LDKの場合
実際に人気のある27坪の間取りプランを一例として紹介します。
延床面積 | 85.29㎡(1階42.23㎡・2階43.06㎡) |
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工事面積 | 88.32㎡(26.72坪) |
【ポイント】
・キッチンから全てを見渡せる設計
・室内干しにも対応可能なランドリールーム
・多目的に使える2階のカウンタースペース
5.坪数だけで決めない!広さ以上に大事なポイント
同じ30坪でも「広く感じる家」と「狭く感じる家」があります。
その差を生むのは、設計と暮らし方の工夫です。
たとえば:
●天井を高くする/吹き抜けを取り入れる
●視線の先に窓や庭があるレイアウト
●室内の色味や素材で空間に広がりをもたせる
また、家族構成やライフスタイルに合っているかどうかも重要。
「今の家族」に合わせすぎず、10年後も見据えて計画することが大切です。
6.まとめ|「ちょうどいい広さ」は暮らし方で決まる
坪数は家づくりの大切な指標ですが、「数字」だけで広さを決めてしまうのはもったいない!
30坪以下でも、間取り次第で十分に快適でゆとりある暮らしは実現可能です。
予算を抑えながらも、毎日の暮らしやすさを追求したい方には、「30坪以下×暮らしにフィットした設計」が最適な選択肢となるでしょう。
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