築10年を過ぎたら要注意?外壁・屋根メンテナンスの基本

目次
1. 外壁・屋根メンテナンスが必要な理由
家は毎日、雨風や紫外線にさらされています。特に外壁や屋根は、家全体を守る「バリア」のような存在。ここが傷んでくると、建物の内部にも影響が出てしまいます。
見た目が汚れてきたり、色があせたりするだけでなく、水漏れや断熱性能の低下など、生活の快適さに直結する問題が起こることも。
しかも、劣化はじわじわ進行するため、気が付いたときには大がかりなリフォームが必要になっていた…というケースも少なくありません。
だからこそ、定期的な点検と早めのメンテナンスが大切です。
2. 築年数ごとのメンテナンス目安
「うちはまだ大丈夫」と思っていても、築年数によっては注意が必要です。以下は、一般的な外壁・屋根メンテナンスの目安です。
● 築5~10年:軽い汚れやシーリング(つなぎ目)の劣化が始まる
この時期は、外壁や屋根の素材に大きなダメージはないものの、細かな部分に劣化が出始める時期。
特に注意したいのが「シーリング」と呼ばれる、外壁の板と板のすき間を埋めているゴムのような素材の部分。ここがひび割れると、雨水が建物の中に侵入する可能性があります。
● 築10~15年:塗装の劣化やヒビ、屋根材のズレなどが出てくる
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このころから塗装の剥がれや色あせ、細かなヒビ割れが目立ち始めます。
屋根に関しても、瓦のズレや金属部分のサビなどが出てくることも。この時期にメンテナンスをすることで、大規模な工事を防ぐことができます。
● 築15年:雨漏りのリスクや、下地の劣化も
放置してしまうと、塗装だけでなく、外壁や屋根の「下地材」まで劣化する恐れがあります。
この状態になると、表面の修理だけでは済まず、大きな費用がかかるケースも。築15年以上の住宅では、一度プロによる本格的なチェックを受けるのがおすすめです。
3. 劣化のサインを見逃さないために
日常生活の中でも、外壁や屋根の劣化サインはチェックできます。次のような変化があれば、要注意です。
・外壁にひび割れがある
・外壁や屋根の色が明らかにあせてきた
・触ると手に白い粉(チョーキング現象)がつく
・シーリング(つなぎ目)が割れている
・屋根にサビや苔がある
・室内の天井や壁にシミがある
特に「チョーキング現象」は、塗料の劣化によって白い粉が出てくる状態で、塗り替えのタイミングを知らせるサインです。
4. メンテナンスを怠るとどうなる?
メンテナンスをせずに放置すると、次のようなデメリットがあります。
● 修繕費用が高額になる
小さなひび割れの段階で対応すれば数万円~十数万円で済んだはずが、放置してしまったために100万円以上の大規模工事が必要になることも。
● 雨漏りやカビが発生
外壁や屋根が傷んで雨水が侵入すると、断熱材や柱が濡れてカビや腐食が発生します。家の構造そのものにダメージが出てしまう恐れがあります。
● 家の資産価値が下がる
将来的に家を売却・賃貸に出したいと考えている場合、外観の状態が悪いと評価額が大きく下がる可能性があります。
5. プロによる無料点検イベントに参加しよう!(益田店限定で開催)
「でも、今の状態が自分ではよくわからない…」という方に向けて、私たちは「お住まいの健康診断イベント」を開催します。
イベントでは、プロのスタッフが外壁・屋根の状態を無料でチェック。写真付きの診断レポートで、「今すぐ対応が必要かどうか」も丁寧にお伝えします。
◆こんな方におすすめ
- 築10年以上の家に住んでいる
- 一度も外壁や屋根を見てもらっていない
- 色あせやヒビが気になってきた
大切なお住まいを長持ちさせるには、今の状態を正しく知ることが第一歩です。ぜひこの機会に、プロの目でチェックを受けてみませんか?